私がイクメンになるまで20
話は17話のつづきに戻ります。
転職を決意し、某音響機器メーカーA社に入社したもやし人間。
最初の1か月ほどは本社で音響機器の技術的なことや営業に関する研修などを受け、そのあと営業所に配属されます。
最初は大きな会社の組織にとまどいながらも、徐々に仕事に慣れていきます。
この頃に妻と結婚し 、順風満帆な毎日かのように思えました。
しかし、もやし人間の運勢はそんなに甘くはありませんでした。
ある日、突然の人事異動で直属の上司が交代します。
新しい上司N氏は今までと違う派閥。
改革派か保守派かでいうと、今までの上司は改革派。新しい上司N氏は保守派。
N氏によってこれまでやってきた仕事の成果は、すでに達成していた当初の営業目標をほとんど全部なかったことにされ、また新たな営業目標を設定されます。
さらに厄介なことに、N氏は保守派ですが、その一つ上の上司O氏が改革派であったため、N氏の言う事を聞いて仕事を進めるとO氏からけなされるという悪循環に陥ります。
そして頻繁に開かれる飲み会。取引先の接待でまた飲み会。
毎日の帰宅時間も遅く家に着くのは夜10時。飲み会があると深夜1時帰宅です。
これでは趣味のジャズレッスンも、社会人オーケストラの練習も行けません。
職場でN氏とO氏に挟まれて、次第に追い詰められて行きます。
つづく
オーケストラは日曜の練習だけ参加。曲を覚えるため通勤電車でよく聴きました。