もやし人間のイクメンブログ

育児と音楽とワークライフバランス

私がイクメンになるまで15

ジャズベースを習い始める私。

もちろんウッドベースは全く弾いたこともなく、楽器の持ち方から教わります。

ちなみに、ウッドベースという呼び方は和製英語のようで外国では通じません。ダブルベースとかコントラバス、あるいは単にベースと呼ばれます。

楽器自体はクラシック音楽で使われるコントラバスと全く同じで、弾き方が違うだけです。弾き方が違うため弦の銘柄などは好みが分かれます。ジャズ向き・クラシック向きと色々な種類の弦があります。

 

ジャズ教室のS先生はとても有名な方で、いわゆる天才肌。

「ちょんちょん弾くんじゃなくて、何て言うかなあ。ブゥーン、ブゥーン、や。」

〇嶋茂雄みたい・・・と思いながらも必死でついていくもやし人間。

私)「ドラムがいない時に2ビートと4ビートの切り替わるところはどうやって判断したらいいですか?」

先生)「周りの音をちゃんと聴いてたらわかる。ほら、こんな感じや」

私)「!?・・・」

そのこんな感じが難しいのですが。

 

”師を見るな。師が見ているものを見よ”

という名言があります。

私がS先生が素晴らしいと思うのは、生徒に教えるときに自分の真似をさせるのではなく、自分が音楽をどう見ているかどう感じているかということを伝えることを最優先させている所です。

S先生にジャズを習って優れたジャズミュージシャンになった人が日本中に大勢いるのも、なるほど納得です。

 

つづく

 

この頃聴いていた曲

 ジャズの名盤として有名な1枚です。ベーシストのポール・チェンバースのフレーズを真似したくてよく聴きこみました。