もやし人間のイクメンブログ

育児と音楽とワークライフバランス

私がイクメンになるまで13

楽器店の外回り営業が軌道にのり、多忙を極めます。

サポートギタリストの仕事は継続していましたが、だんだんそちらに時間が割けなくなってきて日程調整に苦労していました。

するとある日、音楽事務所のT氏から電話で

「サポートギターは降りてもらうから」「もっとこっち(の仕事)を優先してもらわないと困るんだよね」

と告げられます。厳しい世界です。しかしT氏側の事情も分かります。

「わかりました。今までありがとうございました」

少し残念ではあるけれど、ポピュラー音楽の世界が経験できたのは良かったと思いました。華やかで楽しい裏側には売り出しのための営業努力や、一つの曲を何十回も何百回も飽きるほど練習してライブに臨む姿勢、お金が稼げないとなると容赦なく切るなど相当な意思がないと出来ない世界がありました。

 

さて、サポートギタリストの仕事がなくなって少し時間に余裕ができたもやし人間は、ずっと気になっていたけどなかなか出来なかったことにチャレンジすることにします。

ジャズの世界に足を踏み込んでいきます。

 

つづく

 

ジャズに興味をもつきっかけになった曲。私と同じようにラリー・カールトンのギターテクニックと美しい音に釘付けになったロックギタリストは数多いはず。


Larry Carlton - Room 335 - YouTube

 

夜の彷徨(さまよい)

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